世紀末ヨーロッパ 象徴派展
No:0026_0001
「彫刻」のアレゴリー
Allegorie de la "Sculpture"
鉛筆・水彩・金色の加筆、厚紙、44×30cm(Crayon,aquarelle,rehausse d'or sur carton 44×30cm)
1889年(1889)
ウィーン、オーストリア工芸美術館(MAK-Osterreichisches Museum fur angewandte Kunst,Wien)
単一の空間の中に、5つのモティーフが積み重なるように描かれている。そのうちの4つは、フリーズ彫刻、大理石の胸像、フェイディアスの有名な≪アテナ・パルテノス≫、そしてカピトリーノ美術館のブロンズ彫刻≪棘を抜く少年≫である。<略>この女性は左手にアテナ・ニケの小像を掲げている(カタログp154抜粋)。
No:0026_0002
婚姻の祭壇
The Altar of Hymen
水彩・白と金のハイライト、羊皮紙、35.5×25.4cm(Aquarelle rehaussee de blanc et d'or sur parchemin 35.5×25.4cm)
1874年(1874)
スイス、ノイマン・コレクション(Collection Neumann,Suisse)
円柱が並ぶ円形状の内壁を背にして建つヒューメンとその母親ウェヌス(アプロディーテ)像は、瞑想に耽けたたずむ若いカップルを見つめている(カタログp83抜粋)。