イタリアの光-クロード・ロランと理想風景

Claude Lorrain and the Ideal Landscape

国立西洋美術館

19980915-19981206

No:0019_0001

アポロとクマエの巫女のいる海辺

Coast View with Apollo and the Cumaean Sibyl

クロード・ロラン

油彩・カンヴァス、100×134cm(Oil on canvas 100×134cm)

1665年(1655)

個人蔵(Private collection)

 

 

No:0019_0002

供え物を運ぶ人物のいるデルフォイの風景

View of Delphi with a Procession

クロード・ロラン

油彩・カンヴァス、101.7×127cm(Oil on canvas 101.7×127cm)

1673年(1673)

シカゴ、アート・インスティテュート(The Art Institute of Chicago,Robert Alexander Waller Fund)

 歴史家ジュスティーノから取材されたパルナッソス山上にあるデルフォイのアポロ神殿という書き込みを見出すことができる(カタログp100抜粋)。

 

No:0019_0003

船出する人物のいる港の風景

Landscape with a Port with three Building and an Embarkation

クロード・ロラン

油彩・カンヴァス、76×105cm(Oil on canvas 76×105cm)

1628年頃(c.1628)

スイス、個人蔵(Private collection,Switzerland)

 断定することはできないが、あるいは、「パリスによるヘレナの誘惑」といった神話場面が主題となっていたのかもしれない(カタログp55抜粋)。

 

No:0019_0004

皮を剥がれるマルシュアスのいる風景

Landscape with the Flaying of Marsyas

クロード・ロラン

油彩・カンヴァス、120×159cm(Oil on canvas 120×159cm)

1645-1646年頃(1645-1646)

レスター伯、ホルカム・エステート(The Earl of Leicester and the Trustees of the Holkham Estate)

 

 

No:0019_0005

略奪されるエウロペのいる海辺

Coast View with the Rape of Europa

クロード・ロラン

油彩・カンヴァス、96×122cm(Oil on canvas 96×122cm)

1647年(1647)

ロッテルダム、ボイマンス美術館(Museum Boijmans Van Beuningen,Rotterdam,on loan from Instituut Collectie Nederland)

 

 

No:0019_0006

パンとシュリンクスのいる風景

Landscape with Pan and Syrinx

ジョン・マーティン

油彩・カンヴァス、60×90cm(Oil on canvas 60×90cm)

1819年(1819)

シカゴ、フレデリク・ウーデ(Frederick C. Uhde,Chicago)

 

 

No:0019_0007

アイネイアスのいるデロス島の海辺

Coast View of Delos with Aeneas

クロード・ロラン

油彩・カンヴァス、99.7×134cm(Oil on canvas 99.7×134cm)

1672年(1672)

ロンドン、ナショナル・ギャラリー(The National Gallery,London)

 画中の人物は左から、アニウス、アンキセス、アイネイアス、アスカニウスとその仲間たちである。<略>右端の建築物の最上部を飾る浮彫りは、アポロとディアナが母ラトナを凌辱しようとした巨人ティテュオスを射止める場面を表わしている(カタログp98抜粋)。

 

No:0019_0008

踊るサテュロスとニンフのいる風景

Landscape with Dancing Satyr and Nymphs

クロード・ロラン

油彩・カンヴァス、99.6×133cm(Oil on canvas 99.6×133cm)

1641年頃(c.1641)

トリード美術館(The Toledo Museum of Art,Purchased with funds from the Libbey Endowment,Gift of Edward Drummond Libbey)