巨匠 デ・キリコ展-東洋の理想
No:0060_0001
ヘクトルとアンドロマケ
Ettore e Andromaca
油彩・カンヴァス、40×30cm(oil on canvas 40×30cm)
1970年(1970)
ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団(Fondazione Giorgio e Isa de Chirico)
デ・キリコはヘクトルと彼の死を熱望するアキレウスの決戦の前夜、愛し合うヘクトルとアンドロマケがスカイア門の傍らで最後に会って永遠に別れる場面を描くことに成功した(カタログp215抜粋)。
No:0060_0002
ユリシーズの帰還
Ritorno di Ulisse
油彩・カンヴァス、59.5×80cm(oil on canvas 59.5×80cm)
1968年(1968)
ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団(Fondazione Giorgio e Isa de Chirico)
反則気味ですが、オールポスターズさんのアフィリエイトとして画像を載せておきます。何故かこの絵画に惹かれて、大きなポスター、この美術展でつい買ってしまいました。結構なお値段が……。
No:0060_0003
愛の涙/ヘクトルとアンドロマケの抱擁
Pianto d'amore(L'abbraccio di Ettore e Andromaca)
油彩・カンヴァス、102×82cm(oil on canvas 102×82cm)
1974年(1974)
ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団(Fondazione Giorgio e Isa de Chirico)
この絵は『イリアス』の次の一節を典拠とし、それを正確に表わしたものである。「…アンドロマケは夫の傍らに寄り添って涙を流しつつ、ひしとばかり手に縋りつき、名を呼び上げて言うようには、「まあ何という方、そのお勇ましさが破滅のもとになることでしょう。些かたりと頑是ない子や不幸な私を、憐れんでみても下さらないとは、もうすぐあなたを奪られて寡婦になろうというのに。すぐにもあなたをアカイア軍が一斉に攻めかかって、殺してしまいましょうから。私としては、あなたとお別れした上は、地の中にでも入ったほうがましですのを」(呉茂一訳)(Omero,I.VI,vv.518-529)」(カタログp215抜粋)。
No:0060_0004
不安を与えるミューズたち
Muse Inquietanti
油彩・カンヴァス、65×50cm(oil on canvas 65×50cm)
1974年(1974)
ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団(Fondazione Giorgio e Isa de Chirico)
No:0060_0005
夏の夢/アリアドネとイタリア広場
Poesia d'estate(Piazza d'Italia con Arianna)
油彩・カンヴァス、55×46.5cm(oil on canvas 55×46.5cm)
1970年頃(c.1970)
ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団(Fondazione Giorgio e Isa de Chirico)