ラファエル前派展

PRE-RAPHAELITES EXHIBITION FROM MANCHESTER CITY ART GALLERIES AND OTHER COLLECTIONS

安田火災東郷青児美術館

20000513-20000709

No:0007_0001

シュリンクス

Syrinx

アーサー・ハッカー

油彩・カンヴァス、193.4×61.4cm(Oil on canvas 193.4×61.4cm)

1892年(1892)

マンチェスター市立美術館(Manchester Art Gallery)

 

 美術展のカタログには、

 

 「パンがついにシュリンクスをつかまえたと思ったとき、彼はニンフの身体の代わりにひとつかみの沼の葦を持っていた」。そこには幸せな結末があった。なぜなら彼がそこに立っていると、風が葦の中を抜け、甘美な音楽を奏でたのである(カタログp136抜粋)。

 

 とあります。この絵画、とても好きです。綺麗です。シュリンクスLoveの会、会長です。

 

詳しくは→ 【絵画の中のギリシア神話】 シュリンクスの話

No:0007_0002

ヒュラスと水の精

Hylas and the Nymphs

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス

油彩・カンヴァス、98.2×163.3cm(Oil on canvas 98.2×163.3cm)

1896年(1896)

マンチェスター市立美術館(Manchester Art Gallery)

 

 美術展のカタログには、

 

 泉から湧き出た水がたまった淵のほとりでヒュラスはニンフたちに遭遇するが、彼女たちはヒュラスへの欲情に捉えられてしまう。彼女たちは彼を説き伏せて水に入らせ、抱擁したまま水面下へ引きずり込んでしまう(カタログp136抜粋)。

 

 とあります。正直、沢山ある話の中でヒュラスが有名なのは、ウォーターハウスさんのこの絵画があまりにも綺麗で有名だからだと思います。是非もう一度、観てみたいです。

 

詳しくは→ 【絵画の中のギリシア神話】 ヒュラスの話