華麗なる宮廷 ヴェルサイユ展 太陽王ルイ14世からマリー=アントワネットまで
No:0080_0001
サトゥルヌスの凱旋車
Le char de Saturne
油彩、カンヴァス、75×79cm(Oil on Canvas 75×79cm)
1678年頃(c.1678)
ヴェルサイユ宮殿美術館(Etablissement public du musee et du domaine national de Versailles)
ノエル・コワペルは、2頭の龍によって引かれるサトゥルヌスの凱旋車を描き、その近くに「賢明」の寓意である鏡を手にした女性を表した。その反対側には、口に人差し指を押しあてて「秘密」を表す女性が姿を見せる(カタログp78抜粋)。
No:0080_0002
イリスとモルフェウス
Iris et Morphee
油彩、カンヴァス、207×151cm(Oil on Canvas 207×151cm)
1688年頃(c.1688)
ヴェルサイユ宮殿美術館(Etablissement public du musee et du domaine national de Versailles)
主題は、オウィディウスの『変身物語』から想を得ている。トラキアの王ケユクスの死後に、ユノーは、彼女の使者イリスを眠りの神モルフェウスのもとに遣わし、ケユクスの妻アルキュオネの夢にケユクスの幻影が現れるように依頼した(カタログp84抜粋)。