オディロン・ルドン 夢の起源
Odilon Redon,les origines de la fantasie
20130420-20130623
「ギリシア神話がありそうな美術展レポート」あります。 [2013.8.10 up]
No:0114_0001
アポロンの戦車
Le char d'Apollon
油彩、画布、65.0×81.0cm(huile,toile,65.0×81.0cm)
1906-07年頃(c.1906-07)
岐阜県立美術館(The Museum of Fine Arts,Gifu)
20世紀初頭、ルドンは一般に理解されやすい神話主題を取り上げるようになるが、≪アポロンの戦車≫は最も人気の高いルドンの神話画だった(カタログp147抜粋)。
No:0114_0002
オルフェウスの死
La Mort d'Orpbee
油彩、画布、50.0×73.5cm(huile,toile,50.0×73.5cm)
1905-1910年頃(c.1905-1910)
岐阜県立美術館(The Museum of Fine Arts,Gifu)
切断されたオルフェウスの首というモティーフは、洗礼者ヨハネの斬首とサロメの物語同様、エキセントリックで危険な美しさを持つ主題として世紀末の画家や文学者に好まれた。その火付け役となったのは、ギュスターヴ・モローのサロン出品作だった。モローは、竪琴に載ったオルフェウスの首を河から拾い上げるトラキアの娘を1866年に、踊るサロメの前に洗礼者ヨハネの首が出現する作品を1874年に発表している(カタログp153抜粋)。
No:0114_0003
ファエトンの墜落
La chute de Phaeton
油彩、板、52.7×21.6cm(olio su tavola,50.0×73.5cm)
1905-1906年頃(c.1905-1906)
岐阜県立美術館(The Museum of Fine Arts,Gifu)
ポストカードのみ販売。