デュフィ展 絵筆が奏でる 色彩のメロディー

No:0134_0001

アンフィトリテ(海の女神)

Amphitrite

ラウル・デュフィ

油彩、カンヴァス、188×160cm(Huile sur toile 188×160cm)

1936年(1936)

伊丹市立美術館(Itami City Museum of Art)

 アンフィトリテは、古代神話の海神ネプトゥヌスの妻となった海の精ネレイスの一人で、ネプトゥヌスとともに海馬が引く鳥貝の車で海を渡る姿などで描かれることが多い。デュフィはそれを自由に解釈して故郷のサン=タドレスの海へのオマージュを展開させている(カタログp140抜粋)。