ナポリ・宮廷と美―カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで
NAPOLI,LA BELLEZZA E LA CORTE CAPOLAVORI DEL MUSEO DI CAPODIMONTE DAL RINASCIMENTO AL BAROCCO
20100626-20100926
常設展を開催しました。こちらからどうぞ [2010.7.24 up]
2010年7月9日(金) 曇のち雨 15時25分頃~16時00分頃
【総評】
空いていました。平日の夕方で小雨がぱらついていた為だと思います。久し振りに国立西洋美術館でゆっくり観る事ができました。
ギリシア神話関連は予想以上に多く15点もあり、絵画は7点、その内3点がポストカードになっていました(う~ん、ポストカードがちょっと少ない……)。
○バルトロメオ・スケドーニ 「キューピッド」 1610-12年頃
○グイド・レーニ 「アタランテとヒッポメネス」 1622年頃
○バッティステッロ・カラッチョロ 「ヴィーナスとアドニス」 1894頃
今回のメインはグイド・レーニさんの「アタランテとヒッポメネス」です。アタランテは快速の美少女アスリートで徒競走に勝てれば結婚、負ければ死、という条件で連勝しています。しかも相撲も強く、ギリシア神話の英雄アキレウスの父ペーレウスに勝っています(女性なのに!!)。
キューピッドの絵画は「う~んぎりぎりギリシア神話かなぁ」と思っていましたが、スケドーニさんの「キューピッド」にはちょっと惹かれました。赤子というより少し幼い美少女のような顔つきで美しく、足を止めて観ている人も多かったです。
後、小さなブロンズ像でしたがジャンボローニャさんの「ヘラクレスとエリュマントスのイノシシ」はヘラクレス12難業の雰囲気が良く出ていました。もしグッズが売っていれば間違いなく買っていたと思います。最近販売するグッズの種類が少ないですねぇ……。
【購入グッズ】
図録 \2000
ポストカード
アタランテとヒッポメネス \100
ヴィーナスとアドニス \100
キューピッド \100
マルチホルダー
アタランテとヒッポメネス \400
クリアファイル
アタランテとヒッポメネス \350
ブックカバーとしおり
アタランテとヒッポメネス \450
ストラップ
アタランテとヒッポメネス \950
ポストカードを入れる袋はオリジナルなビニール袋でした。シックな白黒で中々お洒落です。
最近の美術展はグッズが少ないように感じました。最近では定番と言えるクリアファイルはそこそこあるのですが、ポスターは1つもなくポストカードの数も少ないです。不況が影響しているのでしょうか…?
クレジットカードは5万円以上で利用可能でした。
【ギリシア神話の絵画とポストカード】
No | 画家名 | 作品名 | ポストカード |
1 |
バルトロメオ・スケドーニ |
キューピッド |
○ |
2 |
グイド・レーニ |
アタランテとヒッポメネス |
○ |
3 | ズアン・マリア・パドヴァン(本名ジャンマリア・モスカ) | エウリュディケ | × |
4 | ジャンボローニャ(本名ジャン・ド・ブーローニュ) | ヘラクレスとエリュマントスのイノシシ | × |
5 | イル・リッチョ(本名アンドレア・ブリオスコ) | スフィンクスを象ったランプ | × |
6 | トスカーナの工房(?) | ファルネーゼのヘラクレス | × |
7 | ウルビーノの窯 | 冷却器 | × |
8 | グタニスク(バルト海沿岸)の作家? | 座る女(ヴィーナス?) | × |
9 | フランドル、フランソワ、デュケノワ周辺 | 遊ぶプットーたちの装飾のある容器 | × |
10 | アダム・レンクハルト | ネプトゥヌス | × |
11 | パルミジャニーノ(本名フランチェスコ・マッツォーラ) | 矢を射るキューピッド | × |
12 | バッティステッロ・カラッチョロ(本名ジョヴァンニ・バッティスタ・カラッチョロ) | ヴィーナスとアドニス | ○ |
13 | パチェッコ・デ・ローザ(本名ジョヴァン・フランチェスコ・デ・ローザ) | ヴィーナスとマルス | × |
14 | パチェッコ・デ・ローザ(本名ジョヴァン・フランチェスコ・デ・ローザ) | 眠るヴィーナスとサテュロス | × |
15 | ルカ・ジョルダーノ | 眠るヴィーナス、キューピッドとサテュロス | × |