マリー・ローランサンとその時代展 巴里に魅せられた画家たち

Marie Laurencin and her Era : Artists attracted to Paris

ニューオータニ美術館

20120714-20120930(前期:7月14日~ 8月19日 / 後期:8月21日~ 9月30日)

 

常設展を開催しました。こちらからどうぞ。 [2013.1.26 up]

2012年7月14日(土) 晴 13時00分~13時15分頃


【総評】

 

 美術展初日でしたが、空いていました。マリー・ローランサンを好きな方はそこそこいる(黒柳徹子さんが好きらしいです)かと思いますが、小さな美術館ですし宣伝もほとんどありませんので、空いているものと思います。

 

 ギリシア神話関連ですが、以下の4点がありました。

 

・マリー・ローランサン 「ディアナ」

・マリー・ローランサン 「遊ぶ子供たち」

・レオン・バクスト 「≪牧神の午後≫の衣装デザイン」

・不明 ≪ミューズを導くアポロ≫を踊るセルジュ・リファール、リュボフ・チェルニチェワ、フェリア・ドゥブロヴスカと≪牝猫≫の衣裳のアリシア・マルコワ【写真】

 

 絵画は2点で写真が1点、雑誌が1点でした。

 

 今回の個人的メインはマリー・ローランサン「ディアナ」。テレフォンカードを入手して、実物を観てみたいなと思っていた作品です。狩の女神ディアナらしく緑の中にいますが、何故か煙突のある家が近くにあります。舞台はギリシア神話の時代ではなく、描かれた当時にディアナがいたら、という作品なのかな、と思っています。

 

 もう一点のギリシア神話は同じくマリー・ローランサン「遊ぶ子供たち」。特別出品との事ですが「う~ん、子供の絵画か」とチラ観ですっ飛ばそうとしたのですがキャプションに「三美神」の文字が。どうやら背が高く、頭に「何か」を載せている女性が三美神のようです。これはポストカードも販売されていましたが、著作権の関係でイメージを載せる事はできません。残念。

 

 そして「ドビュッシー展」のレポートでも書きましたが、何故か最近「牧神の午後(ニジンスキーさん)」づいています。レオン・バクストさんという方の「≪牧神の午後≫の衣装デザイン」という雑誌の表紙(?)がありました。最初観た時「バルビエさんだ」と思うほど、画風というか雰囲気が似ています。意外な事にこの作品のクリアファイルが売られていました。

 

 ギリシア神話の絵画は2点だけでしたが、空いていて「ディアナ」もよく観れて、中々良かったです。

【購入グッズ】


図録 \1900

 

ポストカード

 マリー・ローランサン 「遊ぶ子供たち」 \100

 

A5クリアファイル

 ≪牧神の午後≫の衣装デザイン \300

 

 クレジットカードは利用できませんでした。マリー・ローランサン「遊ぶ子供たち」のポストカードはどうやらこの美術展用に作成された訳ではなく、常設で販売している物のようです。

 

 また、クリアファイルの「≪牧神の午後≫の衣装デザイン」は他の美術展(所蔵している兵庫県立芸術文化センター)の物を代理販売しているようです。

【ギリシア神話の絵画とポストカード】

No 画家名 作品名 ポストカード
1 マリー・ローランサン
ディアナ
×
2 マリー・ローランサン
遊ぶ子供たち