アール・ヌーヴォーのポスター芸術展 LIFE art nouveau

Life with POSTERS 1890-1920

松屋銀座

20100825-20100906

 

「ギリシア神話がありそうな美術展レポート」あります。 [2010.11.13 up]

No:0074_0001

第7回 ミュンヘン分離派展

7th International Fine Arts Exhibition,Munich

フランツ・フォン・シュトゥック

リトグラフ、紙、39.0×52.0cm(lithography 39.0×52.0cm)

1897年(1897)

モラヴィア・ギャラリー(Moravian Gallery in Brno)

 この作品で女神は、古代神話でペルセウスが退治した蛇髪の怪物メドゥーサの石化した首、ゴルゴネイオン(ゴルゴンの魔除け)がついた鎧をまとい、右手には乳房をはだけ月桂樹の冠を持つ真実の寓意像、そして左手には槍を持ち、分離派の勝利を象徴する図像となっている(カタログp187抜粋)。

 

No:0074_0002

第1回 ウィーン分離派展(検閲後)

1st Art Exhibition of the Secession,Vienna

グスタフ・クリムト

リトグラフ、紙、53.0×37.0cm(lithography 53.0×37.0cm)

1898年(1898)

モラヴィア・ギャラリー(Moravian Gallery in Brno)

 ただしこのポスターは、文字部分がウィーン分離派の機関誌『ヴェル・サクルム(聖なる春)』の宣伝に差し替えられている。同誌の表紙にも、クリムトの同じ図柄が用いられていることから、展示会ポスターの図柄がさまざまに転用されていたことがわかる(カタログp182抜粋)。

 

No:0074_0003

メディア(上部)

Medee

アルフォンス・ミュシャ

リトグラフ、紙、206.0×76.0cm(lithography 206.0×76.0cm)

1898年(1898)

モラヴィア・ギャラリー(Moravian Gallery in Brno)

 メディアは夫イアソンとの間に二子をなしたが、夫がメディアと別れ、べつの女と結婚しようとしたことに怒り狂い、女とその父親を殺し、さらに夫との間にできた2人の子どもをも殺してしまう(カタログp188抜粋)。

 

No:0074_0004

メディア(下部)

Medee

アルフォンス・ミュシャ

リトグラフ、紙、206.0×76.0cm(lithography 206.0×76.0cm)

1898年(1898)

モラヴィア・ギャラリー(Moravian Gallery in Brno)

 メディアは夫イアソンとの間に二子をなしたが、夫がメディアと別れ、べつの女と結婚しようとしたことに怒り狂い、女とその父親を殺し、さらに夫との間にできた2人の子どもをも殺してしまう(カタログp188抜粋)。