レンブラント 光の探求/闇の誘惑 版画と絵画 天才が極めた明暗表現

Rembrandt: The Quest for Chiaroscuro

国立西洋美術館

20110312-20110612

 

「ギリシア神話がありそうな美術展レポート」あります。 [2011.4.16 up]

No:0078_0001

書斎のミネルヴァ

Minerva in her study

レンブラント・ファン・レイン

油彩、カンヴァス、137.2×116.0cm(Oil on canvas 137.2×116.0cm)

1635年(1635)

個人蔵(Private Collection)

 ミネルヴァが鎧を脱いでおり、この作品において芸術と科学の庇護者として平和を愛する役割で描かれているという事実は、この作品がかつて書斎を飾っていたことを示しているのかもしれない(カタログp234抜粋)。

 

No:0078_0002

モデルを描く芸術家

Artist drawing from a model

レンブラント・ファン・レイン

エッチング、ドライポイント、エングレーヴィング、23.2×18.4cm(Etching,drypoint and engraving 23.2×18.4cm)

1639年頃(c.1639)

レンブラントハイス、アムステルダム(Museum Het Rembrandthuis,Amsterdam)

 18世紀のオランダで、この作品は「ピグマリオンの彫像」の名で呼ばれていたことから、ピグマリオンの神話がこの作品とどこかでつながっていた可能性も排除できない(カタログp244抜粋)。