プーシキン美術館展 フランス絵画300年
PUSHKIN MASTERPIECES OF FRENCH PAINTINGS FROM THE STATE PUSHKIN MUSEUM OF FINE ARTS,MOSCOW
20130706-20130916
「ギリシア神話がありそうな美術展レポート」あります。 [2013.9.14 up]
No:0118_0001
ユピテルとカリスト
Jupiter and Callisto
油彩、カンヴァス、98×72cm(oil on canvas,98×72cm)
1744年(1744)
プーシキン美術館(THE STATE PUSHKIN MUSEUM OF FINE ARTS)
主題はブーシェが愛したオウィディウス『変身譚』による。女神ディアナの従者カリストが森の樹陰でくつろいでいるところに、彼女の主人がやってきた。お前には特別に目をかけてやる、と甘言をささやいて近づく女神の正体は、実は美しいカリストを我がものにせんとディアナに扮したユピテルだった(カタログp42抜粋)。
No:0118_0002
詩人に霊感を与えるミューズ
The Muse Inspiring the Poet
油彩、カンヴァス、131×97cm(oil on canvas,131×97cm)
1909年(1909)
プーシキン美術館(THE STATE PUSHKIN MUSEUM OF FINE ARTS)
手前に整列する赤い花は、詩人の花、カーネーションのつもりで登場させたものだが、ルソーはニオイアラセイトウと間違えてしまった(カタログp146抜粋)。