モローとルオー -聖なるものの継承と変容-

Gustave Moreau et Georges Rouault FILIATION

パナソニック 汐留ミュージアム

20130907-20131210

 

「ギリシア神話がありそうな美術展レポート」あります。 [2013.11.23 up]

No:0121_0001

ユピテルとセメレ

Jupiter et Semele. Variante

ギュスターヴ・モロー

油彩、カンヴァス、141.5×110cm(Huile sur toile,141.5×110cm)

不明(?)

ギュスターヴ・モロー美術館(Musee Gustave Moreau)

 血に染まった脇腹に泣き伏し嘆いているのは、そのバッカスだろうか。クピドのように羽を生やしたこの人物を、モローは「山羊の脚を持つ、世俗的(動物的)愛という官能の精」と呼んでいる(カタログp41抜粋)。

 

No:0121_0002

パルクと死の天使

La Parque et l'Ange de la Mort

ギュスターヴ・モロー

油彩、カンヴァス、110×67cm(Huile sur toile,110×67cm)

1890年頃(ca.1890)

ギュスターヴ・モロー美術館(Musee Gustave Moreau)

 三人のパルク(パルカ、モイラ:運命の女神)の中で、一番年老いて、一番恐ろしいアトロポスが、死の天使がまたがる軍馬の手綱をつかんでいる(カタログp110抜粋)。

 

No:0121_0003

ヘラクレスとレルネのヒュドラ

Hercule et l'Hydre de Lerne

ギュスターヴ・モロー

油彩、カンヴァス、155×132cm(Huile sur toile,155×132cm)

不明(?)

ギュスターヴ・モロー美術館(Musee Gustave Moreau)