ぬぐ絵画 | 日本のヌード1880-1945

Undressing Paintings | Japanese Nudes 1880-1945

東京国立近代美術館

20111115-20120115

2011年12月9日(土) 雨のち曇 14時15分頃~14時45分頃


【総評】


 東京国立近代美術館、初めて行きました(ミュージアムショップには1回行きましたが)。空いていましたが幅広い年代の方がいました。

 

 ギリシア神話の絵画ですが、以下の2点がありました。

 

梅原龍三郎 ナルシス

和田英作 こだま

 

 梅原龍三郎さんは2010年に行われた「三菱が夢見た美術館」で「パリスの審判」を観た事がありますが、ルノワールちっくの画風で今回の「ナルシス」もルノワールっぽかったです。

 因みに今年行われた「白樺同人たちが愛したロダンとルオー展」に出品された「ナルシス」とは違いました(この美術展には行っていませんが「美術の窓 2月号」に載っています)。

 

 和田英作さんの「こだま」はアレクサンドル・カバネルさんの「エコー」に着想を得ているのでは、との解説がありました。耳に手を当てているので自分の「こだま」を聞いてるようにも見えますが、確かに隣に並んでいたカバネルさんの「エコー」と構図は良く似ています。

 

 また、初めて行きましたので常設展を観ましたが、個人的に好みのギリシア神話の絵画がありました。

 

古沢岩美(1912-2000) プルトの娘 1951年

 

 シュルレアリズムっぽい絵画で、ポスターがあったら買いたいぐらいでした。女性の裸に狼の顔で、背景も含め、色合いがしっかりした絵画です。

 正直、自分にとって今回のメインはこの絵画でした。ポスターや絵はがきにすれば人気が出ると思います。また観たいと思います。

 

 こちらに画像がありましたので、リンクを貼っておきます。

 

【購入グッズ】
 今回はなし。

【ギリシア神話の絵画とポストカード】

No 画家名 作品名 ポストカード
1 梅原龍三郎
ナルシス
×
2 和田英作
こだま
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