オルセー美術館展2010 「ポスト印象派」

Post-impressionnisme

国立新美術館

20100526-20100816

 

常設展を開催しました。こちらからどうぞ [2010.6.26 up]

2010年6月4日(金) 曇 13時00分頃~14時00分頃


【総評】
 混んでいました。平日の昼間、しかも天気が崩れるかもという予想でしたので「有名だけど少しは空いているかな」と思ったのですが、甘かったです。

 ただ、休日の「超激混み」ではなく、作品の前で少し待てば、まぁ見れるかなといった程度でしたので、充分満足できました。

 

 ギリシア神話関連は3点あり、その内2点がポストカードになっていました。

 

ギュスターヴ・モロー オルフェウス 1865 油彩、板

アンリ・ルソー 戦争 1894頃 油彩、カンヴァス

モーリス・ドニ ミューズたち 1893 油彩、カンヴァス

 

 今回のメインは何といってもギュスターブ・モローさんの「オルフェウス」で、こればっかり観ていました。人気があり、ずっと立っているのは流石に迷惑でしたので、何回かに分けて近付いたり離れたりして観ていました。

 

 個人的にはモーリス・ドニさんの「ミューズたち」がポストカードで欲しかったです。キャプションに書いてありましたが「もしかしたらミューズたちはこんな感じで、現代に、実はいるのかもなぁ」と思いました。


 私の美術展の見方はギリシア神話以外は「ちら見」で、すっ飛ばしますが、今回は有名な絵画が多かったですので、不覚にも(?)色々と絵画を観てしまいました。流石オルセーですね。

 

 後、Twitterでつぶやいたギリシア神話2点について、覚書として追記しておきます。

 

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 オルセー美術館展2010、モローさんの「オルフェウス」の右下の亀について。神ヘルメースが生まれたその日に亀から竪琴を発明し、その竪琴は芸術を司る神アポロン(オルフェウスの父と言われる)に譲られているので、多分、音楽を表わしている……と勝手に推測しています(2匹なのは妻と自分?)。

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 国立新美術館で行われる「オルセー美術館展2010」に出展されるルソーさんの「戦争」ですがローマ神話の女神ベローナとの事。ギリシア名はエニュオ。「イリアス」第五歌訳注に「男神アレスと対を成す戦いの女神。アレスの別称エニュアリオスと対比される名である」とあります。かなりマイナー……。

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【購入グッズ】


図録 \2300

 

ポストカード

 オルフェウス \150

 戦争 \150

 

ポーチ

 オルフェウス \1890

 

クリアファイル

 オルセー美術展 \500

 

 ポストカードを入れる袋は何故か茶色のビニールでした。特にオリジナルな物ではなく、クリアファイル等を入れてくれた袋は「ド緑」色でした(何故、緑…?)。

 

 今回、あこぎな商売をしていました。「オルフェウス」のチャームが飾ってあり「おっ、これいいな」と買おうと思ったのですが、ポーチかバックを選んでそのチャームとして販売していて、単体では販売していませんでした。

 

 ある意味「抱き合わせ」と言えなくもなく、う~んちょっとなぁ、と思いました(結局、買っちゃいましたけど……)。

 

 クレジットカードは1万円以上で利用可能でした。

【ギリシア神話の絵画とポストカード】

No 画家名 作品名 ポストカード
1 ギュスターヴ・モロー
オルフェウス
2 モーリス・ドニ
ミューズたち
×
3 アンリ・ルソー 戦争