シャガール展

Marc Chagall

静岡市美術館

20140102-20140330

 

常設展を開催しました。こちらからどうぞ。 [2014.3.15 up]

2014年2月9日(日) 晴 11時10分~11時45分頃

 

【総評】

 

 本当は前日の土曜日に行こうと思っていたのですが、金曜日からの大雪で一日ずらしました。ただそれでも在来線、新幹線共にダイヤは乱れており、10時に到着する予定が約1時間遅れの11時過ぎ。

 帰りの時間もあったので観ている時間はちょっと短くなってしまいました。

 

 滞在時間が短く、初めて行った美術館だったので駅から美術館までの道が心配でしたが、駅から近くて助かりました(因みに帰りは駅までほぼダッシュ。もうちょっとゆっくり周りも観たかったのですが、またの機会に……)。

 

 美術展ですが、結構人がいました。翌日観に行ったラファエル前派展もそうだったのですが、何故か女性の方が多いですねぇ~。

 

 さてギリシア神話関連ですが、微妙なのも含めて7点ありました。

 

 マルク・シャガール 「バレエ「ダフニスとクロエ」の衣裳デザイン:竪琴をもつキューピッド」

 マルク・シャガール 「バレエ「ダフニスとクロエ」の衣裳デザイン:アポロン」

 マルク・シャガール 「バレエ「ダフニスとクロエ」の衣裳デザイン:アポロン、女性、戦士」

 マルク・シャガール 「バレエ「ダフニスとクロエ」の衣裳デザイン:牧神パン」

 マルク・シャガール 「ニース大学のモザイクのための下絵:オデュッセウスの教え」

 マルク・シャガール 「ニース大学のモザイクのための下絵:オデュッセウスの教え」

 マルク・シャガール 「ファエトン」

 

 メインは「オデュッセウスの教え」。今回、この絵の説明が知りたくて静岡まで来たのですが……特になかったです(ありゃ残念!!)。

 

 何の場面か、明らかに分かるのは真中上の「キュクロプス」と右端上の「セイレーン」。後「キュクロプス」の左は「カリュプソー」さんの話のような気がします。

 

 左端上は「ナウシカァ」か「キルケー」さんのどちらかのような気がします。その下は第二十歌「眠れないオデュッセウスにアテネが現れるシーン」、う~ん、戦車があるので微妙に違うような……。

 

 真中下は求婚者を倒してペネロペさんとの再会(臥所)、右端下は図録p309にあるように「オデュッセウスの死」……かな……。

 

 後「ファエトン」は大きく、如何にもシャガールといった感じで個人的には気に入りました。ただ「第2章:精神の光-祈りの造形」のコーナーに置いてあり、キリストや教会関連ばかりでしたので、危うく見逃す所でした。「精神の光」なのでこのコーナーなのかもしれません(微妙ですね……)。

 

 シャガールさんの画風は好きなのですが、今回の美術展はちょっと「玄人好み」のような気がしました。素人の私には下絵やデザインより綺麗な完成品が観たかったなぁ、とちょっと思いました。

【購入グッズ】

 

図録 \2,500

 

ポストカード

 マルク・シャガール バレエ「ダフニスとクロエ」の衣裳デザイン:竪琴をもつキューピッド \100

 マルク・シャガール ニューヨーク国連ビルのステンドグラスのための最終下絵:平和 \100

 マルク・シャガール 牧場の春 \100

 マルク・シャガール 挿絵版画集「」ロンゴス著(全42点組)より \100

 マルク・シャガール 二重の横顔 \100

 

チケットファイル

 ニース大学のモザイクのための下絵:オデュッセウスの教え \250

 

 なお、クレジットカードは利用可能です。

 著作権がありますので裏面のみです。

【ギリシア神話の絵画とポストカード】

No 作者名 作品名 ポストカード
 1  マルク・シャガール バレエ「ダフニスとクロエ」の衣裳デザイン:竪琴をもつキューピッド
2 マルク・シャガール バレエ「ダフニスとクロエ」の衣裳デザイン:アポロン ×
3 マルク・シャガール バレエ「ダフニスとクロエ」の衣裳デザイン:アポロン、女性、戦士 ×
4 マルク・シャガール バレエ「ダフニスとクロエ」の衣裳デザイン:牧神パン ×
5 マルク・シャガール ニース大学のモザイクのための下絵:オデュッセウスの教え ×
6 マルク・シャガール ニース大学のモザイクのための下絵:オデュッセウスの教え ×
7 マルク・シャガール ファエトン ×