ドビュッシー 音楽と芸術 印象派と象徴派のあいだで
Debussy,la musique et les arts entre impressionnisme et symbolisme
20120714-20121014
常設展を開催しました。こちらからどうぞ。 [2013.1.19 up]
2012年7月14日(土) 晴 11時55分~12時30分頃
【総評】
結構混んでいました。この7月は何故か大きな美術展が重なっていて、特に上野にヨハネス・フェルメールさんの「真珠(耳飾と首飾り)の二人の彼女」が来ていますので「裏番組」ちっくに空いているかな、と思いましたが、美術展初日で土曜日でしたので、意外と混んでいました。
私は音楽はさっぱり分からないのですが、楽譜を真剣に見ている人がいましたので、音楽(ドビュッシー)ファンもいたように思います。
ギリシア神話関連ですが、以下の12点がありました。
モーリス・ドニ 「バッカス祭」
モーリス・ドニ 「ミューズたち」
ピエール・ピュヴィ・ド・シャヴァンヌ 「オルフェウス」
アドルフ・ド・メイヤー 「身をかがめたニンフ」 【写真】
アドルフ・ド・メイヤー 「両腕を上げたニンフ」 【写真】
アドルフ・ド・メイヤー 「牧神と4人のニンフ」 【写真】
アドルフ・ド・メイヤー 「腕を上げた半面像のニンフ」 【写真】
アドルフ・ド・メイヤー 「笛を口にあて右腕を立てて横たわるニジンスキー」 【写真】
アドルフ・ド・メイヤー 「牧神(ヴァーツラフ・ニジンスキー)と大ニンフ(リディヤ・ネリドヴァ)」 【写真】
アドルフ・ド・メイヤー 「大ニンフのスカーフの上に横たわる牧神(バレエの最終場面)」 【写真】
「ヴェイイの画家」周辺 「アッティカ赤絵式キュリクス≪サテュロス図≫」 【陶器】
「ピスティッチの画家」に帰属 「メナドを追いかけるサテュロス」 【陶器】
絵画は3点で写真が7点、陶器が2点でした。
今回の個人的メインは何と言ってもモーリス・ドニさん「ミューズたち」です。2010年に国立新美術館で行われた「オルセー美術館展2010 ポスト印象派」にも来ていました。
「ミューズたち」の正面に「この作品をゆっくり観て下さい」と言わんばかりに椅子が置いてあります。あまりに「良い位置」においてある為、他の人が座っていると椅子の横から見なければなりません。逆に一旦座ってしまうと、これは動きたくなくなりますね……余りに「ベスト」の位置にあるのも考え物です。
モーリス・ドニさん「バッカス祭」については「あなたに見せたい絵があります。」でも記述しましたが、明るい感じで綺麗です。
なお、関係ありませんが、何故か最近の美術展は「牧神の午後(ニジンスキーさん)」づいています。「牧神の午後」は「バルビエ×ラブルール」展で初めて観たのですが、今回の美術展でも写真があり、その後に見てきた「マリー・ローランサンとその時代展」でも「牧神の午後」の衣装デザインやニジンスキーさんの写真がありました。たまたまですかね…?
ギリシア神話の絵画は3点だけでしたが、満足のいく美術展でした。
【購入グッズ】
図録 \2500
ポストカード
モーリス・ドニ 「バッカス祭」 \100
モーリス・ドニ 「ミューズたち」 \100
モーリス・ドニ 「木々の下の人の列」 \100
モーリス・ドニ 「イヴォンヌ・ルロールの3つの肖像」 \100
マルセル・バシェ 「クロード・ドビュッシーの肖像」 \100
ピエール=オーギュスト・ルノワール 「ピアノに向かうイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロール」 \100
ブックマーク 4枚セット \450
クレジットカードは2千円以上から使用可能です。今回の図録は個々の作品に対する説明は書かれていません。基本的なデータは載っていますが、説明を見たかった人にとってはちょっと残念感があります。
今回の美術展の大きな目的の一つがモーリス・ドニさん「ミューズたち」のポストカードを入手する事だったのですが、販売されていてラッキーでした(3枚も買ってしまいました……)。
ちょっとアコギだな、と思ったのが「あなたに見せたい絵があります。」で販売されていたモーリス・ドニさん「バッカス祭」のポストカード。「あなたに見せたい絵があります。」では美術展の名前は入っていないポストカードが売られていたのですが、今回は美術展名入りのオリジナルの物。収集としては買わざるを得ないですよね……まぁそこまで「アコギ」ではないですけどね。
なお、グッズでちょっと気になった(私は未購入ですが)のが「ドビュッシー金太郎飴 \420」で、サイトにも描かれているドビュッシーのデフォルメされた顔の物で、可愛かったです。
購入ポストカード
ギリシア神話関連のポストカードは常設展で展示中です。
レシートは通常の物でオリジナルのロゴなどは入っていません。
ポストカード入れも通常の物でした。但し、全種セットはオリジナルの袋に入って販売されていました。
一番下がモーリス・ドニさん「ミューズたち」です。最近、このグッズが流行りっぽいですね。コストは安そうですが、お得感があって、そこそこ売れそうな感じもします。
【ギリシア神話の絵画とポストカード】
No | 画家名 | 作品名 | ポストカード |
1 |
モーリス・ドニ |
バッカス祭 |
○ |
2 |
モーリス・ドニ |
ミューズたち | ○ |
3 | ピエール・ピュヴィ・ド・シャヴァンヌ | オルフェウス | × |