美をめぐる100年のドラマ　フランス絵画の19世紀

La peinture francaise du XIXe siecle : academisme et modernite

20090612-20090813

お待たせしました!!　常設展にて開催開始しました!!　こちらからどうぞ [2009.8.29 up]

販売されたポストカードが1枚、追加となりました。 [2009.10.11 up]

2009年7月10日(金)　曇　11時30分頃～12時30分頃

【総評】

　平日のためか、特に混雑も無く、のんびり見ることができました。横浜美術館はメインの絵画を一番最初の方に持ってくる「癖」があるのか、最初、目に飛び込んできたのが「パフォスのヴィーナス」でした。

　今回メインのアングルさんの「パフォスのヴィーナス」は「19世紀の夢と現実　オルセー美術館展1999」でも展示されていました。またカバネルさんの「ヴィーナスの誕生」は「世紀の祭典　万国博覧会の美術」で出展されていた物のレプリカとなっています。

　ギリシア神話の絵画は下記の表のように沢山ありました。No3の「エンデュミオンの眠り」とNo11の「ヴィーナスの誕生」はレプリカでしたが、レプリカと言われないと気づかないかもしれません。

　ただ、ポストカードは残念な事に3枚しか販売されていませんでした。「すわっ、もう売れ切れてしまったのか!?」と販売員の方にお聞きした所、「当初から20点の販売で売れ切れたものはありません」との事でした。

　嬉しい様な、悲しい様な……。

【2009年10月11日　追記】

　8月以降にポストカードが新規に追加になり、ギリシア神話関連では1枚増えて、4枚の販売となりました。

【購入グッズ】

図録/日本語版　\2500

ポストカード

　パフォスのヴィーナス　\100

　シビュレと黄金の小枝　\100

　ヘベ　\100

　レフカス島のサッフォー　\100

　暁と夜(「夜」を追い払う「暁」)　\100

　岩の上の女神　\100

クリアファイル

　パフォスのヴィーナス/シビュレと黄金の小枝　\400

写真タイプのカード(Sサイズ)

　パフォスのヴィーナス　\600

　シビュレと黄金の小枝　\600

　レフカス島のサッフォー　\600

　因みに1Fにある売店では\1000以上でクレジットカードが利用できます。図録は1Fの売店でも販売していますので、クレジットカードでポイントとかをためている方は、1Fの売店で図録を買うのが良いかと思います。

【ギリシア神話の絵画とポストカード】

No	画家名	タイトル	ポストカード
1	ミシェル=マルタン・ドロリング	アキレウスの怒り	×
2	ジャック=ルイ・ダヴィッド	男性裸体習作、またはパトロクロス	×
3	アンヌ=ルイ・ジロデ=トリオゾン	エンデュミオンの眠り(レプリカ)	×
4	ピエール=ナルシス・ゲラン	トロイアの陥落をディドに語るアエネアス	×
5	フランソワ・ジェラール	ヒュラスとニンフ	×
6	ジャン=オーギュスト=ドミニック・アングルアレクサンドル・デゴッフ	パフォスのヴィーナス	○
7	アンドレ・ジルー	メレアグロスの狩り	×
8	ランスロ=テオドール・テュルパン・ド・クリッセ	バッコスとアリアドネの結婚	×
9	ウジェーヌ・ドラクロワ	シビュレと黄金の小枝	○
10	イポリット・フランドル	トロイアへ向かうギリシャ軍の動きを見張る、プリアモスの息子ポリテス	×
11	アレクサンドル・カバネルアドルフ・ジュルダン	ヴィーナスの誕生(レプリカ)	×
12	アレクサンドル・カバネル	狩りの女神ディアナ	△
13	ジュール=エリー・ドローネー	ネッソスの死	×
14	ジャン=レオン・ジェローム	酔ったバッコスとキューピッド	×
15	ウィリアム=アドルフ・ブグロー	フローラとゼフュロス	×
16	カロリュス=デュラン本名シャルル=エミール=オーギュスト・デュラン	ヘベ	○

△　8月以降に新規追加