マリー・ローランサン展 ~女の一生~
2014年4月26日(金) 曇 14時55分~15時15分頃
【総評】
平日の昼過ぎですので空いていましたが、適度に人がいました。三鷹駅のコンコースから降りることなくビルに入り、長いエスカレータを乗って、そこから階段で美術館へ。駅から近いのですが、最後の階段の所がちょっと分かり難いですね。
ギリシア神話関連ですが、3点ありました。
マリー・ローランサン 「狩りをするディアナ」
マリー・ローランサン 「イフィジェニーあるいは三人の踊り子」
マリー・ローランサン 「レダと白鳥(Ⅰ)」
今回の目玉は「狩りをするディアナ」。20.3×28.2の小品ですが、ちょっと「らしくない」感じがあります。多分、女性(というか女神)が「白くない」からだと思います。
でも、何か気になる作品でチラシには一番上に載せられています(ポストカードになっているかなぁ、と期待しましたが、残念ながらポストカードにはなっていませんでした)。
キャプション(図録の説明も同じ)には、
うしろの動物はディアナと共に描かれることの多い鹿や猟犬というより、彼女が好んで描いていたラマのようである(p89抜粋)。
ラマですか……ディアナとラマ、ちょっとミスマッチな感じがしたのでググッてみるとラマ、南アメリカが生息地のようです。
ギリシア神話に登場させるには少し無理があるかなぁとは思いますが、全動物の守護者・ディアナ女神であればOK、という事で。
後「イフィジェニーあるいは三人の踊り子」のキャプションを見てみると、
古代の叙事詩「イリアス」に登場する王女イフィジェニーは、父の命でいけにえに捧げられそうになったところを女神ディアナに救われ、その神殿に仕える巫女となった(p87抜粋)。
イーピゲネイアさんでした。特に物語性のある絵画ではなかったですが、キャプションを見なかったら見落とす所でした(色々な呼び名がある物ですね)。
空いていましたし、観易かったので個人的にはオススメの美術展です。マリー・ローランサンの写真も(年齢順に)飾ってあり目が行きましたが、何故か40代が一番魅力的に見えました。まぁ20代が一番綺麗ですけどね……。
【購入グッズ】
図録 \1,600
ポストカード
マリー・ローランサン 「三人の若い女」 \100
なお、クレジットカードは利用できません。
レシートに展覧会名等はなしです。
著作権が切れていませんので、裏面のみです。
【ギリシア神話の絵画とポストカード】
No | 作者名 | 作品名 | ポストカード |
1 | マリー・ローランサン | 狩りをするディアナ | × |
2 | マリー・ローランサン | イフィジェニーあるいは三人の踊り子 | × |
3 | マリー・ローランサン | レダと白鳥(Ⅰ) | × |