奇跡のクラーク・コレクション ― ルノワールとフランス絵画の傑作展
THE CLARK COLLECTION
三菱一号館美術館
20130209-20130526
2013年2月13日(水) 曇一時雨 17時30分~20時00分頃
【総評】
当選した「青い日記帳×奇跡のクラーク・コレクション展“ブロガー・特別内覧会”」のレポートです。
抽選で50名との事でしたが、私が応募した時に付けられた番号が75番でしたので既に75人いたのかも、と思っていましたが、当日「青い日記帳」のTakさんは「かなり多数の応募が」と言っておりましたので、やはり番号は人数だったようです(サイトを見た所、約3倍とありましたので、150名くらいの応募があったようです。人気があるんですねぇ~)
美術展を観る前に約30分の説明会があったのですが、場所が分からず美術館に行って受付の方に聞いたのですが、他の方も分からなかった(案内メールに会場の地図が載っていなかったので)ようで、同じように聞いていた方が2~3名おりました。
その説明会の場所ですが「MARUNOUCHI CAFE 倶楽部21号館」とかいうお洒落な所で、なにやら会員制……。
銀行の金庫だったとの事で、こんな感じでした。
8割の方は女性でした。これは……主催者の好み……^^;
説明会は三菱一号館学芸員、阿佐美淑子氏による「クラーク・コレクション展」の見どころと主な出展作品のスライドによる解説で、
ズームによるアップ。後はTakさん。
そして、美術館に移動しての鑑賞会。「目立つ所にこのシールを貼って下さい」と言われましたが、貼るのを忘れていました……(手に持っていたので特に何も言われませんでした)。
「風景としての写真はOK」という事で、滅多にないチャンスですので、撮影しまくりました。
こんなの撮ってどうすんだ、という気もしますけど、普段は撮れませんので……。ここからの夜景は綺麗でした。
説明会でも話があったのですが日本犬「狆」の絵画も所有していたとの事。今はもうお星様になってしまいましたが、狆を飼っていたので、来て欲しかったなぁと思いつつ、説明を撮影。
さて、ギリシア神話関連ですが、残念ながら1枚もありませんでした。ただ、近かったのがルノワールさんの「金髪の浴女」。「浴女」なので女神ではないと思いますが、キャプションに、
「ヴィーナスの誕生」の主題のように、この作品は、
と書いてありました。主題が「ヴィーナスの誕生」で作品名が「金髪の浴女」? 英語名では「Blonde Bather」のようですのでブロンドであれば良く「女性」か「女神」かは分かりません。
しばらく悩んで近くにいた係りの方に質問したのですが、ちょっと分からないとの事。図録も見てみましたが特に記述なし。う~ん、どなたか美術に強い方、教えてください……。
ギリシア神話以外で特に目を惹いたのはジェロームさんの「奴隷市場」。
風景ではなく1枚絵を撮っている様に見えますが、この壁にはこの1枚だけでしたし、風景を撮るように斜めからで、ちゃんと距離を取り、ズームで撮影しています(反則スレスレですかね……でも係りの方もちゃんと確認していましたのでOKかと)。
どうもジェロームさんの「奴隷市場」というと、西岡文彦著「絶頂美術館―名画に隠されたエロス」(新潮文庫)の表紙が頭をよぎりますが、この絵も綺麗でした。
でも、ギリシア神話的には、ジェロームさんと言うと「ピュグマリオンとガラテア」が最初に思い浮かびます。いつか来て欲しいですね……。
最後、ミュージアムショップに行きましたが、当初「ショップは休みですのでお買い求めは後日」との事でしたが、販売していました。急遽、対応頂けたようでした。有難かったです(といいつつ、図録は未購入だったり……)。
写真を撮っていいですか、とお尋ねした所「普段はNGですが、今日は特別で」との事で撮らせて頂きました。
ギリシア神話はありませんでしたが、ルノワールさん、ジェロームさん、ブグローさん等、充分に楽しめました。
今回、図録はいただけませんでしたが、チケットを1枚頂けました。後、割引券を数枚。
【購入グッズ】
ポストカード
ピエール=オーギュスト・ルノワール 「金髪の浴女」 \150
ピエール=オーギュスト・ルノワール 「劇場の桟敷席(音楽会にて)」 \150
ピエール=オーギュスト・ルノワール 「タマネギ」 \150
カミーユ・コロー 「ボッロメーオ諸島の浴女たち」 \150
コンスタン・トロワイヨン 「ガチョウ番」 \150
ジャン=レオン・ジェローム 「蛇使い」 \150
クレジットカードは使用できませんでした。 ポストカードは写真の通り32枚販売されていました。
レシートはいつも通り展覧会名は入っていませんでしたが、今回は日付と時刻がポイントですね。
また、当選することを祈りつつ……。