【2013年】ポストカードベスト3
2013年12月21日(土)
購入したポストカードのベスト3です。今年はNo.1は文句なしだったのですが、それ以外は意外と苦労しました。購入できたポストカードがちょっと少なかったような気がします。
おまけでギリシア神話以外のポストカードも3点程。
No.1
Title:ユピテルとカリスト
Author:フランソワ・ブーシェ
BirthAndDeath:1703-1770
Period:1744年
Type:油彩、カンヴァス、98×72cm
Possession:プーシキン美術館
ExhibitionName:プーシキン美術館展 フランス絵画300年
ExhibitionPlace:横浜美術館
ExhibitionDate:20130706-20130916
今年のNo.1はロココです。個人的には文句なし、ダントツでNo.1でした。理由は……「綺麗」その一言です。キラキラしています。華やかです。でも、下品ではないです。
そして綺麗さに見とれた後に、この絵画の主題・物語を思い出し始め、「絵画の綺麗さ」に「物語の悲惨さ」が混ざっていき、何とも言えなく切なく、更に魅力的に見えてきます。
No.2
Title:ヘラクレスとレルネのヒュドラ
Author:ギュスターヴ・モロー
BirthAndDeath:1826-1898
Period:不明
Type:油彩、カンヴァス、155×132cm
Possession:ギュスターヴ・モロー美術館
ExhibitionName:モローとルオー -聖なるものの継承と変容-
ExhibitionPlace:パナソニック 汐留ミュージアム
ExhibitionDate:20130907-20131210
やっぱりモローさんは外せませんでした。悩んだのは同じ美術展に来ていた「ユピテルとセメレ」とどちらが良いか、だったのですが……何となくこっちにしました。まぁ宗教的な物がない(純粋なギリシア神話)とか、完成度が高いとか、物語性があるとか、理由はあるにはあるのですが、最終的には、単純に個人的な好みです。
No.3
Title:金枝
Author:ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
BirthAndDeath:1840-1916
Period:1834年
Type:カンヴァス、油彩、104.1×163.8cm
Possession1:テイト美術館
ExhibitionName1:夏目漱石の美術世界展
ExhibitionPlace:東京藝術大学大学美術館
ExhibitionDate:20130514-20130707
風景画に「ちょろっとギリシア神話」って結構好きです。この絵画を観てクロード・ロランさんを思い出しました。ちょっと画風は違いますが、構図とかが何となく似ているような。
因みに今年はターナー展がありましたが、行きませんでした。理由は単純でギリシア神話がなかったからなのですが、ターナーさんってこの1枚くらいしかギリシア神話は描いていなさそうなので、これが観れたのはラッキーでした。
まぁ「ギリシア神話」というより「猫」に支配された美術展でしたけど……。
おまけ(ギリシア神話以外)
ギリシア神話以外で「何か、いいなぁ」と思って、つい購入したポストカードです。意外と今年はギリシア神話以外で気に入ったのがありましたので……。
コメントは特に書いていません。見て頂ければ、何となく「あぁ……」と思って頂けると思います。
No.1
ポール・ゴーギャン 「エイアハ・オヒパ(働くなかれ)」
No.2
ミケランジェロ・ブオナローティ 「食べ物のスケッチと3種のメニュー」
No.3
ピエール=オーギュスト・ルノワール 「タマネギ」