2014年【大回顧展】
2014年の振り返りと「個人的」絵画ベスト3です。今年、ギリシア神話に関連すると思われる美術展に行った回数は20展。去年が21展でしたので、回数的にはそう変わりませんが、ちょっと「ギリシア神話」的には不作だったように思います。
有名なギリシア神話の絵画は来るには来ていました。しかし、残念な事に「一度観た事がある」のと「ポストカードがなかった」のが何故か多かったです。まず「一度観た事がある」のは、
左から、
・国立新美術館「オルセー美術館展」 カバネルさん「ヴィーナスの誕生」
・国立新美術館「オルセー美術館展」 モローさん「イアソン」
・森アーツセンターギャラリー「テート美術館の至宝」 ロセッティさん「プロセルピナ」
どれも有名ですし、私の好きな絵画ばかりです。でも「一度観ている」んですよね~。そして「ポストカードがなかった」のは、
・三菱一号館美術館「ザ・ビューティフル」 サンズさん「メディア」
・三菱一号館美術館「ザ・ビューティフル」 リケッツさん「オイディプスとスフィンクス」
・パナソニック汐留ミュージアム「キリコ展」 キリコさん「オデュッセウスの帰還」
三菱一号館美術館さん、ポストカード少なすぎです。更に三菱一号館美術館さんからは「フェリックス・ヴァロットン展」で世界巡回している筈の「エウロパの略奪」が来ていなかった、という今年一番の衝撃を与えられました。
いえ、美術展はとても良いんですけど……その、グッズをもう少し充実して頂けると嬉しいな、と……。
グッズと言えば、今年はグッズも余り良いのがなかったように思います。どうも最近は「コラボ」が多く純粋な「額絵、ポスター、クリアファイル」辺りが寂しいような気がします。まぁ余り売れないんでしょうけどね……。
そんな中、今年一番の買い物と言えば東京都美術館「ウフィツィ美術館展」での「パラスとケンタウロス」のスカーフ(大)、だったのですが、これも中身が空というちょっとしたハプニングがありました(その後、無事に届きました)。
ただ、「ウフィツィ美術館展」で貰えた「袋」は秀逸でした。ポストカード入れでギリシア神話のデザインされた物は、今までは多分これだけではないでしょうか?
袋と言えば、ギリシア神話関連ではありませんが、森美術館「アンディ・ウォーホル展」のポストカード入れは結構気に入っています。
何か不満が多いような気がしますが、実際にはそうでもなく、今年も美術展は楽しめました。では最後に今年の「個人的ベスト3」で終わりたいと思います。
2014年のベスト3
No.1
サンドロ・ボッティチェリ 「パラスとケンタウロス」
ウフィツィ美術館展-ボッティチェッリとフィレンツェ・ルネサンスの輝き
東京都美術館
20141011-20141214
今年のNo.1はこれで決まりです(去年から決まっていたような……)。
No.2
フレデリック・サンズ 「メディア」
ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900展
三菱一号館美術館
20140130-20140506
この絵画、結構有名だと思うのですが、ポストカードはなし。この画像は「Earl Art Galery」からお借りしました。
No.3
ジョルジョ・デ・キリコ 「オデュッセウスの帰還」
ジョルジョ・デ・キリコ -変遷と回帰-
パナソニック汐留ミュージアム
20141025-20141226
この美術展の紹介のテレビでは良く出ていたように思うのですが、こちらもポストカードはなし。まぁ、あっても著作権の関係で載せられないですけど……。