チュニジア世界遺産 古代カルタゴとローマ展 きらめく地中海文明の至宝
No:000B_0001
メドゥーサ
Medusa
3世紀
大理石、石灰岩、90×89cm
このモザイクは、ティナの浴場に装飾された舗床モザイクの一部である。多彩色の立方体の組み合わせモチーフを周囲に配した円形メダイヨンの中に、メドゥーサの恐ろしい顔が浮かび上がっている(カタログp117抜粋)。
No:000B_0002
バラのつぼみを撒く女性
Mosaic depicting a Lady Scattering Rose Buds
5世紀前半
大理石、石灰岩、190×140cm
モデルの確定は難しいが、その容姿、半裸像、バラによって、愛と美の女神、ヴィーナスとの関連が考えられる(カタログp127抜粋)。
No:000B_0003
水を注ぐ女性
Mosaic depicting a Lady Pouring Water
5世紀前半
大理石、石灰岩、190×140cm
バラのつぼみを撒く女性とこの水を注ぐ女性像が床面に交互に配置されていた(カタログp127抜粋)。
No:000B_0004
地中海の島々と都市
Mosaic depicting Mediterranean Islands and Cities
5世紀末-4世紀初頭
大理石、石灰岩、533-536×492cm
それぞれは浮島のような形態で描かれており、キュプロス島、クニドス、パフォス、ロドス、キュテラ島、エリュクス、レムノス島、スキュロス島、ナクソス島、アエグサ、そしてクノッソスの名が表記されている。<略>このモザイクは実在した建造物や植物を描写しており、愛と美の女神ヴィーナスの信仰と関連する土地への一種の想像上の旅を描いたものと考えられている(カタログp136抜粋)。