古代ローマ帝国の遺産
No:000G_0001
ラオメドンの宮廷
Corte di Laomedonte
フレスコ、184×350cm(Affresco 184×350cm)
前1世紀後半、第Ⅱ様式(Seconda meta dell secolo a.C. -Ⅱ stile)
ボスコレアーレ、アンティクアリウム(Boscoreale,Antiquarium)
真ん中に、不実なトロイア王ラオメドンが、東方の衣服に身を包み、右手に槍を持つ姿で描かれている。その隣には、両手で槍を持つ衛兵が立っている。向かって右にはポセイドンが座り、左端には裸体のアポロンが横向きに立ち、下げた右手に月桂樹の枝を持っている(カタログp143抜粋)。
No:000G_0002
カノポスのイオ
Io a Canopo
フレスコ、76×89cm(Affresco 76×89cm)
前1世紀前半、第Ⅲ様式(Prima meta I secolo d.C. -Ⅲ stile)
ナポリ国立考古学博物館(Napoli,Museo Archeologico Nazionale)
イオは、未経産の若い牝牛に返信していることを示す、小さな角をつけた姿で表されている。白と赤の衣をまとっているが、上半身はあらわになっている。トリトンはこの娘をそっと、イシス女神の前にある岩の上に据えたところである(カタログp63抜粋)。
No:000G_0003
酩酊のヘラクレス(部分)
Eracle ebbro
フレスコ、85×105cm(Affresco 85×105cm)
後1世紀、第Ⅳ様式(I secolo d.C. -Ⅳ stile)
ナポリ国立考古学博物館(Napoli,Museo Archeologico Nazionale)
ヘラクレスの周りにはほかにもたくさんのクピドたちが集まってきている。そのうち3人は棍棒で遊んでおり、(カタログp77抜粋)
No:000G_0004
玉座のデメテル
Demetra in trono
フレスコ、89×76cm(Affresco 89×76cm)
後1世紀後半、第Ⅳ様式(Seconda meta I secolo d.C. -Ⅳ stile)
ナポリ国立考古学博物館(Napoli,Museo Archeologico Nazionale)
デメテルは玉座に座し、薄色のキトンと青色のヴェールを身につけている。膝の上には白いマントが載っている。右手には松明を持ち、足は足台に載せている(カタログp67抜粋)。
No:000G_0005
アエディクラの中のクピド
Amorino fra architetture
フレスコ、90×90cm(Affresco 90×90cm)
後1世紀後半、第Ⅳ様式(Seconda meta I secolo d.C. -Ⅳ stile)
ナポリ国立考古学博物館(Napoli,Museo Archeologico Nazionale)
アエディクラ(小さな祠)の中に宙に浮いたクピドがいる。淡い緑色の翼をもち、赤いマントをまとい、手に棒(杖ないし弓)を持っている(カタログp73抜粋)。