ミレーの山梨県立美術館創立一周年記念
2012年3月24日(土)~
ヤフオクで入手した記念切符です。ギリシア神話的には「冬 凍えるキューピッド」だけが対象ですが、どうせですので全て掲載します。切符というのは最近では珍しいですね。少し前はオレンジカードやメトロカードがありましたが、これ等も最近ではほとんど見ません。
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この絵画については井出洋一郎著「ギリシア神話の名画はなぜこんなに面白いのか」に、
バルビゾン派のミレーが「冬、凍えたキューピッド」という題で、雪の中、裸のキューピッドが親切な家に入れてもらう絵を描いています。もとのギリシアのアナクレオンの詩では、暖まって元気になったキューピッドに老アナクレオンが黄金の矢を射られて、家の若いメイドさんを追い回すって落ちが付いてる。その絵は、山梨県立美術館にあって、そのキューピッドを、お客さんの多くが天使だと思って見ていたんだよ(P76抜粋)。
と描かれています。この詩は読んでいませんが、いわゆる「良い話」かと思いましたけど、中々面白い話ですねw。ご興味のある方は是非「ギリシア神話の名画はなぜこんなに面白いのか」をご購入下さい。ギリシア神話の絵画を観る為には、良書と思います。オススメです。
なお、裏面に書かれているように「春 ダフニスとクロエ」は国立西洋美術館の常設展に展示されています。結構、大きな作品です。下記のポストカードが販売されています。
「夏」は「豊穣の女神」との事で、ケレス(デメーテル)女神が描かれているそうです。私はイメージを持っていませんので、こちらの方のリンクを張っておきます。
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切符が入れられていたケースです。昭和54年の物ですので、流石に色があせています。
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ケースの内側です。「東京西鉄道管理局」というのは、その筋の方には魅力的…?